「いど工房 実験グッズ」のご案内
いどの会では、メンバーが考案した実験グッズをみんなで検討して授業等に役立つものを開発し、「いど工房」から供給できるようにしています。
授業等で使いたいというご希望がある物については、実費程度の価格で販売しています。
現在販売できるグッズの一覧を載せていますので、詳しく知りたい場合は一覧の実験道具名をクリックしていただくと、実験道具の製作者や監修者による詳しい資料をダウンロードして見ることができます。
入手ご希望の方は、下の「連絡フォーム」からいどの会までご連絡ください。
折り返し、発送時期や送金額等の連絡を差し上げます。注文いただいた場合は、現品到着後に価格＋送料を、郵便振替で送金お願いします。
なおここにご紹介してある「実験グッズ」は注文生産しますので、ものによってはすぐにはお送りできないものもあります。その場合はメールで大体の納期をお知らせします。
いど工房 実験グッズ一覧
◆空気をペットボトルに押し込んで，空気に質量があることを確認する実験キット
です。コックをつけた１リットルの耐圧ペットボトル，自転車の空気注ぎ，黒
板に張り付く棒天秤を使って，空気を押し込む前と後の状態を観察します。
空気は軽い，あるいは，重さがないと思っている子供たちは，予想が外れます。
コックを開けると「シュー」と音を立てて空気が出てくるので，風力の原理（質
量のある空気が一方向に移動→帆を押す）の学習に使用できます。
◆ラミネート処理した方位盤（A４サイズ）と，中心棒（磁石付）のセットです。
10セット単位で提供します。市販の20 cmサイズの透明半球（夏至，冬至，春分
と秋分の太陽の通り道の線が入ったもの）を被せると，季節に依存した棒の影の
変化を学習できます。教室では，太陽光の代わりに懐中電灯を使います。水性ペ
ンを使うと，影の書き込みと消去が可能です。
④ローソクを使った浮力実験キット（クリックして説明書ダウンロード）
◆密度が水より小さい物体が，水を入れた容器の底に静止したまま浮かんでこない
不思議な現象を，アクリルボックスとローソクやポリエチレン円柱を使つて再現
性よく実験できます。
浮力の原理を再考することを目的とした実験キツトです。
円柱の円形の平らな底を下にして箱の底に置いた場含はしばらく浮いてきません
が，丸い側面を下にして置いてから水を加えるとすぐに浮き上がります。
物体の上下の水圧差が浮力の原因であることを学習します。
◆１億倍スケールの水分子20個の固体（氷），液体（水），気体（水蒸気）の状態
モデルです。氷は，６角形で繋がった水分子の典型的な結晶構造です。
水は，ビーカーに入った状態です。水蒸気は，水分子がモビール（あるいはクリ
スマスツリー）にぶら下がって動きます。
水分子１個１個の自由度の違いや体積の違いを学習できます。
⑥地球と太陽「春夏秋冬模型」（クリックして説明書ダウンロード）
◆北極星が真上になるように，地球の公転面を傾けた模型です。北極側の地軸は，
どの位置に回しても真上を指します。ぶら下げ棒の軸を手でゆっくり回すと，
春夏秋冬の地球の場所に配置できます。写真は，冬至の日の様子です。
磁石でぶら下げた地球を，手で軽く回すと地球が自転します。日本，オーストラ
リア，赤道の位置に鉄釘を刺しているので，磁石付の小さな人形やミニ天球を
それらの場所に貼り付けると，影の変化を観察できます。ほぼ同じ縮尺の月を使
うと，地球から見た月の様子を学習できます。
◆手のひらサイズの整流子付コイルモーターです。中学校の理科の教科書に載って
いるのですが，市販のもので良いものがありません。細いアクリル管を回転軸と
したエナメル線の5回巻きコイルが，電気を流すと勢いよく回転します。
少し室内を暗くした場所で回転している整流子部分を見ると，小さな火花が飛ぶ
のを観察できます。両極の磁石と電池のミノムシクリップは取り外して、向きを
反対にできます。
電線に流れる電流に働く電磁力を体感して，「フレミングの左手の法則」の学習
に使用できます。
図をクリックすると動画が見られます。
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